世界の自動車を造った男―荻原映久、50年のモノづくり人生 (B&Tブックス)



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世界の自動車を造った男―荻原映久、50年のモノづくり人生 (B&Tブックス)
世界の自動車を造った男―荻原映久、50年のモノづくり人生 (B&Tブックス)

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近年珍しく興味深く早く読めた本です

オギハラさんとは同業です。日本のものつくりと言われていますが、戦後の何も無い処からスタートし、途中の日本の製造業、社会の移り変わり、世界への展開と今一度確認しますと私も昔の成功体験が残っており反省と同時に5年位にて世の中が大きく移り変わりました。後継者の問題等も型産業がコストダウンを要求され商売としての面白みが無くなり、息子に首に縄をつけてまでさせる魅力の有る商売で無くなりました。この先は日本の自動車会社もアメリカと同じ道を歩む警鐘を鳴らした本でした。若い方、大手調達部門の方には是非読んで頂きたい。
日本の製造業は、この方のような人が支えているのですね…。

オギハラと言えば知る人ぞ知る技術者集団。世界の高級車のボディーを作る金型を欧米各社に収めてきた老舗。世界の高級車用のボディーを作る金型の殆どがこの会社無しでは出来なかったと言っても過言ではないらしい。つまり金型製作では、他社を大きく引き離し世界一と言われている企業である。それが、創業家の路線対立ににより、身売りと言う残念な結果になった理由と経過をも紹介するストーリーとなっており、当時のニュースを知る人間としては興味を感じた。
努力と度胸と誠があれば、世界に通用すると言う事を身を持って証明した人の物語である。
一読をお勧めします。
世界の自動車を造った男―荻原映久、50年のモノづくり人生

いろいろ騒ぎが起こったリップルウッド騒動から注目していたが氏の生き様がよく伝わってくる本です。物をつくるということは単純でなくたくさんのひとが絡んでいて成り立つのがわかる。これからの日本のモノづくりにこういうひとが必要なのではないか、と。これからの若い人たちに対する教訓のみならず高度経済成長を支えてきた世代の人たちにも共感を得られる部分が多いと思います。



日刊工業新聞社